㉒奥内(おくうち)の棚田
(つなぐ棚田遺産)(日本の棚田百選)(国の重要文化的景観)
松野町蕨生
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■場所
愛媛県北宇和郡松野町蕨生 〈緯度・経度:33.2511,132.7533付近〉 (面積)14ha (田の枚数)約300枚
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■景観
四万十川の支流広見川や奥の川、奥内川の流域に位置する奥内の集落は、標高500〜600mの急峻や山並みによって閉ざされた谷にあります。自然の地形を生かした棚田の石垣は高いところで4mを超え、場所によっては城郭石垣とも見間違えるような構造のものもあり、見どころの一つです。
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■歴史
先人たちが一つ一つ積み上げて築いた石積みの田んぼで、地域の人々による絶え間ない農業の営みによって維持されてきました。現在も地域一丸となって棚田の保全に努めています。平成11年7月には「日本の棚田百選」に、平成29年2月には「奥内の棚田及び農山村景観」として「国の重要文化的景観」に選ばれました。
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■見どころ・おすすめシーズン
6~7月は、田植え後の青々とした景色が美しく、11月には棚田一面にコスモスが咲き乱れます。
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■近くの名所
奥内地区内には、弘法大師の伝説が残る県指定天然記念物でもあるイチョウの巨樹(根周り12m・高さ30m)があります。
■アクセス
三間ICから、県道57号、国道381号を経由し30分
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■関連リンク